以前、適切に電源オプションを設定しているにも関わらず、操作していないPCの画面が勝手に消える件について、レジストリ操作で対応する件を書きました。
[Windows] 操作していないPCの画面が勝手に消えてしまう件への対応
http://mekiku.com/view.php?a=20
その後、読者の方から「それでも画面が消える場合がある」というご報告をいただきました。さらに、その後発見されたwebページの情報をご提供いただきました(その節は本当にお世話になりました)。読者の方が見つけたのが、次のページです。
Windows7で勝手にディスプレイの電源が切れる: ひろちゃん帝国 ココログ村
http://hirotyanteikoku.cocolog-nifty.com/cocolog/2011/04/windows7-c705.html
要するに「Windows システム評価ツール」が勝手に動作する場合があり、その際に電源モードが自動的に「高パフォーマンス」になるので、通常の電源オプションが適用されなくなる、ということなのだそうです。
だから、対策は「電源オプションの高パフォーマンスの設定で、画面が消えないようにする」こととなります。これを当方で紹介したレジストリ設定とあわせると、勝手に画面が消えないようにできるようです。
ちなみに「Windows システム評価ツール」は、コントロールパネルの「システム」で見られる「Windows エクスペリエンス インデックス」を算出するものです。Windows 8以降は結果は見られませんが、評価はされるという、なんとも奇妙な設定です。
Windows システム評価ツール - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/Windows_%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E8%A9%95%E4%BE%A1%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB
Windows 10でも、また新たなトラップがありうるので、調べていかないといけませんね……。
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