Windows 11でmekikuを使う場合の注意点

作成:2021年10月24日

2021年10月にWindows11が公開されました。こちらでも入れてみたのですが、かなり危険な設定があることがわかりました。しかもデフォルトで有効です。

(※実害があるかは未確認ですが、問題が生じた場合の影響が大きいので警告します)

設定から「アプリ」→「アプリと機能」と進み、「その他の設定」を選択すると、広がった領域に「アプリをアーカイブする」という項目があります。これを選ぶと、次の画面に移ります。

「アプリのアーカイブ」設定のスクリーンショット


この設定は、初期状態ではオンになっていますが、mekikuを使うのであれば、オフにすることを強く推奨します。

説明を読む限り、頻繁に使わないアプリケーションは自動的にネットの向こう側に転送され、PC本体からは削除されると考えられます。再度使う時は、ネットから呼び出して復元されるのでデータの損失はない、というのがマイクロソフトの言い分です。

mekikuは、その性質上、毎日使うアプリケーションではありません。このためアーカイブされる可能性があります。使う時にネットから呼び出すといわれても、多くのパソコン要約筆記者は要約筆記現場でPCをインターネットには接続していないので、復元できずに「mekikuが起動できない」という結果になると推測されます。

ですので、mekikuを使うのであれば、この設定はオフにしておくべきと考えます。ご注意ください。


◀(前記事)音声入力できるチャットを公開しています。
▶(次記事)機能を追加したWeb版mekiku-sを公開しました。

(一覧)[1.お知らせ (info)]