m-dmarcは、DMARCレポートをグラフや表の形式で可視化するツールです。CSVのエクスポートも可能です。
次のような項目を出力します。
- 「DMARC認証結果」 : 受信側でのDMARC認証の最終結果(SPFとDKIM、およびアライメント結果の総合)。結果は通常passかfailのいずれかです。なお、表形式出力では各要素(DKIM、SPF)の結果も表示します。
- 「DMARC処置」 : 受信側でのメールの処置結果。通常はnone(そのまま通す)、quarantine(隔離)、reject(受信拒否)のいずれか。DMARC認証結果を考慮するはずですが、認証結果がfailでもメールは通す場合もあります。
- 設定外サーバからのメールのDMARC処置 : m-dmarcでメールサーバとして設定したIPアドレス以外から送信されたメールについて、受信側でどう処置したか(DMARC認証結果はfailになるはずなので割愛)。管理者が把握していないメールサーバがあるか調べたり、どの程度の迷惑メールが送信されているかを知るために利用できます。
使用期限
本プログラムはベータ版であり、現在のバージョンの使用期限は2025年6月30日となっております。期限より前に新しいバージョンをリリースする予定ですので、期限前に更新をお願いいたします。
ダウンロード(バージョン 0.7)
スクリーンショット
参考情報
システム要件
- (Windows用) Windows 10,11(64ビット版)が動作すること
- (debファイル) Ubuntu 22.04以降や派生版のLinux(x64)が動作すること(おそらくDebian 12 Bookworm以降やその派生版でも動く見込み)
- (AppImageファイル) x64用Linuxが動作すること
利用条件
- 本プログラム(ベータ版)の複製や利用は無料かつ自由に行うことができます。
- 本プログラムは無保証であり、本プログラムの利用により発生した一切の結果および責任は利用者に属します。
- 本プログラムの著作権はmekiku.com管理者に属します。利用条件の第1を除く著作権侵害行為(例えば配布ファイルや含まれるデータを改変して配布すること)は禁止します。