タイピングおよび入力練習用ソフト「mtype」

mtype 1.1.1 ダウンロード

「mtype」(えむたいぷ)は、タイピングや、変換つき入力の練習のためのソフトウェアです。後者(変換つき入力練習)は、以前から公開している「かな漢字変換つきタイピング練習ツール」と似たものです。

mtypeスクリーンショット
mtype(タイピング練習画面スクリーンショット)

特徴

使い方

キーボードで操作します

mtypeスクリーンショット(トップメニュー)
起動後は、全てキーボードだけで操作します(マウスは使えません。ご注意ください)。メニューなどの選択はカーソル上下(「↑」「↓」)、決定はEnterキーです。

タイピング練習

mtypeスクリーンショット(タイピング中・ローマ字入力・説明つき) mtypeスクリーンショット(タイピング中・かな入力)
メインメニューの「タイピング」を選ぶと、タイピング練習モードに入ります。入力方法(ローマ字/かな)と問題集を選択すると、練習が始まり、1分間で自動的に終了します。

変換つき入力練習

mtypeスクリーンショット(変換つき入力練習)
トップメニューで「変換つき入力練習」を選んだ場合、「上の問題文の通り、中央の欄に入力する」練習ができます。

入力欄の動作は通常のテキスト入力部分と同じです。Enterキーを押すと入力欄の内容をチェックし、正しければ次の問題に進みます。もし違っていた場合は、その場所に黄色いマーカー(「▲」)が表示されるので、修正して再度Enterキーを押してください。

なお、問題文の中で赤い文字で示した部分は、作者の周囲で単語している登録です。

設定メニューとゲストモード

mtypeスクリーンショット(設定メニュー) mtypeスクリーンショット(ゲストモード)
トップメニューから「設定」を選ぶと、設定メニューが表示されます。ここでフォント名を選んだり(フォントサイズは自動設定です)、標準搭載以外のキー配列などを登録することができます。

また、「ゲストモード」を選ぶと、以後mtypeを終了するまでゲストモードが継続し、練習結果が最高記録として登録されなくなります。ゲストモードの間は、タイトルバーが通常の「mtype」から「mtype(ゲスト)」に変わります。

ありうる質問と回答

「タイピング練習」で、「美佳のタイプトレーナ」 よりスコアが低い。

正常な結果です。

スコアが低くなる最大の原因は「mtypeは問題間のスペースがない」ことです。

「美佳のタイプトレーナ」では、実は問題間のスペースもカウントされます。
(試しに1回調べてみたところ、スコア292文字に対して空白が59文字ありました)
mtypeでは、そういったものがないため、スコアが低くなります。

「タイピング練習」のローマ字モードで表示されるローマ字が、自分の打ち方と違う。

表示はサンプルです。タイピング結果があっていれば、進みます。

「タイピング練習」のローマ字モードでローマ字かな変換の基準は?

基準は、MS-IMEのローマ字かな変換です。

「変換つき入力練習」で、正しく入力しているはずなのに、英数字にマーカーが出る。

全角/半角が異なる可能性が大です。

添付している「入力基本問題」では、次のようになっています。

「変換つき入力練習」の文字数は変換後のもの?

その通りです。タイピング練習とは趣旨が違うため、評価基準も異なります。

なお、終了時点での入力欄もチェックされ、間違いがあるか、または入力した末尾までの文字数も加算されています。

Windowsでインストール時にエラーがでる、または、動作しない。

mtypeを動かすには「.NET Framework 3.5以上」が必要です。

Windows 7以降なら、最初から入っています。Windows Vista以前でも、.NETを入れれば動きます。

Windows以外で、動作しない。

(※Zipアーカイブは本ページ末尾からダウンロードできます)

Mono/WinFormsが必要です。

例えばDebian, Ubuntu(およびその派生)なら、「端末」(黒い画面)で、次のように入力します。

sudo apt-get install mono-complete

他のOSでも、「mono-complete」パッケージがあれば動作するはずです。

Monoのバージョンですが、.NET Framework 3.5以上に対応しているのはMono 2.6(2009年12月登場)以上です。2017年現在、Monoのバージョンが問題になることはほとんどないはずです。

「タイピング練習」で、キー配列があってない。

お手数ですが、ご自身でキー配列定義ファイルを作りmtypeに追加してください。

キー配列定義ファイルは、mtype付属の「mtype-keyconfig.exe」で作成できます。

動作環境

「.NET Framework」の3.5または4以上が必要です(Windows 7以降なら元々入ってます)。

Windows以外でも、Monoが動作すれば動きます(Ubuntu Linux 16.04に「mono-complete」パッケージをインストールした状態で動作確認済。ただし入力練習モードでインライン入力ができない場合があります)。Zipアーカイブはページ末尾からどうぞ。

利用条件

利用やコピーは無料です。ただし(たとえばデータが消えたとしても)無保証ですのでご了承ください。

開発履歴

mtype開発履歴ページをご覧ください。

Zipアーカイブ版ダウンロード

mtype_1_1_1.zip

(Linuxなどでの利用を想定しています。Windowsではページトップにあるインストーラーの利用を推奨します)